第010回 最高法規である憲法の制定過程や法律の憲法違反が問題となった裁判例について

日本に憲法が存在するということ自体は誰でも知っていることですが、「憲法とは何か?」、「憲法はどのような役割を果たしているのか?」について詳しく理解していない方もいらっしゃるかもしれません。
そもそも憲法という言葉が多義的である上に、人により考えが異なるところですので、憲法の意義や役割を簡潔に説明することは難しいのですが、ヨシカワとしては、憲法の重要な意義は権力を縛るということにあると考えています。
また、憲法が威力を発揮する場面として、国会で可決された法律が憲法に反するため否定されることがありますが、放送内では、法律の憲法違反が問題となった裁判例の紹介もしています。
そして、今回の放送には、スペシャルゲストとして、トリカゴ放送でお馴染みのゆげ塾弓削先生にも参加いただきましたので、お楽しみに!

 


放送内で話していますが、1945年8月のポツダム宣言の受諾後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)側より手渡された草案に基づき、日本国憲法が制定されたこと等を理由に、日本国憲法は、他国より押し付けられて制定された憲法であるといわれることがあります。この連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の本部は、皇居前の帝国劇場横にありました。

また、放送内で紹介した旧刑法200条(「自己又は配偶者の直系尊属を殺したる者は死刑又は無期懲役に処す」)を無効であると判断した判決は、昭和48年4月4日最高裁判決(尊属殺法定刑違憲事件)ですので、興味のある方はご確認ください。なお、旧刑法200条は、平成7年の法改正により削除されていますので、現在の六法では、「第200条【尊属殺】 削除」と記載されています。

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