第025回 クラウドファンディング及び海外旅行での税関検査について

 今回の放送には、バックパッカー界のドン(首領)とされる向井通浩さんにゲスト出演いただきました。向井さんは、バックパッカーの為の総合情報集積所である「Japan Backpackers Link」(http://backpackers-link.com/)の代表であり、非常に迫力のある方です。
 実は、1年程前、弁護士放送に向井さんが出演いただくことは既に決定していたのですが、収録日の日程調整ができない状況が継続していました。日程調整が困難であった理由は、通常、弁護士放送の収録日が、収録の2~3日前に、かつ、夜遅い時間帯で決定されるためなのですが。
 さて、今回の内容は、前半で「クラウドファンディング」についてご説明しています。「クラウドファンディング」については全く知らない方もいらっしゃると思いますが、群衆を意味するクラウド(crowd)と資金の調達を意味するファンディング(funding)とを組み合わせた造語で、一般に、製品開発及び慈善活動等を実施するために不特定多数の一般人から資金を調達する行為のこととされています。
 そして、番組後半では、税関検閲についてお話しています。といっても法的な話はあまりしておらず、向井さんに、貴重な体験談を語っていただいております。非常に面白いので、是非、お聴き下さい!

 税関検査により、わいせつな本等を国内への持ち込むことが制限される可能性があるため、法的には、税関検査が表現の自由を規定した憲法21条に違反するのではないかが問題とされています。
 この点については、本物は衣服の下に隠して入国が許されているのに無修正のわいせつ本の持ち込みが制限されるのはおかしいではないか等として強く批判されているところではありますが、最高裁判所は税関検査が憲法21条に違反しないと判示しています。

憲法21条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

3 件のコメント

  • ヨシカワ先生こんにちは。(^-^)
    ツイッターで質問方法教えて頂きありがとうございます。
    ここからご質問をさせてください。
    「黙秘権」の話題はまだ放送で取り上げてなかったと思いますが・・・
    よく映画やドラマで黙秘権という言葉を耳にします。
    刑事に向かって「黙秘する」って言ったり、ロボコップが犯人逮捕の際に「あなたには黙秘権がある」って言ったり。
    素人のイメージでは、「自分に不都合なことはしゃべらなくていい権利」みたいに思えるんですが・・・
    でも、それだと、犯人なにもしゃべりませんよね。
    その辺り、現実にはどうなっているのか、解説して頂けたらな〜と思っています。
    よければ教えてください(^-^)
    よろしくお願いします!

  • ヨシカワ先生、ヤマモトさん、こんばんは。
    いつもとても楽しく聴かせていただいております。
    さて、フィリピンと浮気に詳しいヤマモトさんと、法律の専門家であるヨシカワ先生、お二人にご覧にいただきたい記事があります。
    http://diamond.jp/articles/-/39630
    これはフィリピンでの「姦通罪」に関したニュースです。
    この書き方だと、日本ではすでに姦通罪、というものがなくなっているようですね。
    もしご存知でしたら、日本における「姦通」や「浮気」に関しての定義や、過去の裁判事例や法改正などの変遷についてなど、いつか番組の中でお話してくださると嬉しいです。

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