第035回 3Dプリンターによる拳銃及び性器の模型製造について

皆様、ご無沙汰しております。
第34回の音声配信後、定期の音声配信ができない状況が継続し申し訳ございませんでしたが、ようやく、音声放送を配信できるようになりました。
弁護士放送ではヤマモトさんとヨシカワが日程調整の上で収録をしているため、日程調整ができない等の理由で、どうしても音声放送が配信できないということが今後もあるかもしれませんが、温かい目で見守っていただければ幸いです。
さて、今回の放送は、3Dプリンターに関連する事件についてお話致します。
3Dプリンター等の新しい技術が出てきた場合、既存の法律では対応できない様々な問題が生じることがあります。技術の進歩を法律が妨げるようなことがあってはならないのですが、過去には、法律の規制により日本での技術の進歩ないし発展が阻害されてしまったということもあるように思います。
3Dプリンターに関連しては、3Dプリンターで製造した拳銃を所持していたとして銃刀法違反の疑いで逮捕された方がいたり、女性器の3Dデータを送付したとしてわいせつ電磁的記録頒布罪の疑いで芸術家のろくでなし子さんが逮捕されたりといった事件が発生しています。
そこで、今回は、3Dプリンターによる拳銃及び性器の模型製造についてご説明させていただきます。
なお、今回の放送には、Class9の河村雅人社長にゲストとして出演いただきました。

 

放送内では言及できませんでしたが、拳銃製造可能な3Dデータを所持するだけではなく、インターネット上で同データを公開等した場合には、武器等製造法違反の罪の幇助犯に該当する可能性があります。幇助犯とは、犯罪の実行行為以外の行為により正犯の実行行為を容易にする行為であるなどと言われますが、弁護士放送で詳しく取り上げたことはないので、今後、機会があれば幇助犯についてご説明しようと思います。

2 件のコメント

  • 会社の行き帰りに聞いています。ようやく更新再開されたかと思うと、わいせつの話だったので、ニヤケが止まりませんでした。
    最近読んだのですが、両親が亡くなった高齢ニートが兄弟姉妹に、民法877条を盾に扶養を迫る事例があるそうです。
    http://irorio.jp/natsukirio/20140828/158250/
    上記のURLの事例では、弟さんが遺産相続を放棄して1,000万円をニートな兄に相続させたのに、パチンコで使い果たした後に更にたかりにきたとのことですが、このような状況でも扶養義務は生じるのでしょうか?
    また、扶養の義務があると言えども扶養者側の兄弟姉妹にも生活があるかと思います。その収入の中から扶養するしかないかと思うのですが、上記のような事例で、例えば「弟が相続放棄した遺留分」が兄を扶養する場合の生活費の5年分に相当するようなときは5年間援助しなくてもすむものでしょうか?
    もしお答えいただければ幸いです。
    これからも頑張ってください。応援しております。

  • 先日のトリカゴナイトでは楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。
    また、私のふざけた名刺に対して本物の名刺をいただきありがとうございました。
    山手線で痴漢のえん罪に遭わないか、東京に行く前から心配していたのですが、ヨシカワ先生の「土日の山手線はすいている」のアドバイス通り、ガラガラで安心できました。
    しかし、痴漢えん罪事件は後を絶たず、女性専用車両もあることから深刻な社会問題といえます。
    そこで、痴漢のえん罪に遭ったらどうすべきなのかをテーマとして取り上げて頂けないでしょうか。TVで逃げるが勝ちと言った弁護士もいるそうですが、本当に逃げていいものなのでしょうか。弁護士を呼んだ方がいいのか、その場で出来る最善の対処方法を教えて頂けたらまた安心して次回のトリカゴナイトに参加出来ます。

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