第038回 私戦予備及び陰謀、外患誘致について

 2014年10月ころ、外国に対する戦闘行為に参加するためにシリアに渡航しようとした学生らが、私戦予備及び陰謀罪の容疑で警視庁公安部から任意の事情聴取等を受けていたことが報じられました。テレビ等のメディアで広く取り上げられていましたので、皆様もご記憶にある事件ではないでしょうか。
 この事件では、私戦予備及び陰謀罪という聞きなれない罪名が問題となっていますが、実務上も、私戦予備及び陰謀罪が問題となることは極めて稀ですので、ヨシカワも、司法試験受験の際に少し触れた程度の知識しかありません。
 そこで、今回は、私戦予備及び陰謀罪とは、そもそもどのような犯罪なのかをということを、頑張って説明したいと思います。
 なお、今回の放送では、ゲストとして、「デレッチョ」のディレクターであるホシさんに参加いただきました。
 「デレッチョ」とは、トリカゴ放送の動画プロジェクトです。ヤマモトさんは、本当に色々なことをやっているのですね。
デレッチョ : http://derecho.jp/

 今回の放送では、私戦予備及び陰謀という珍しい犯罪を紹介しましたが、刑法の「第二章 内乱に関する罪(第七十七条―第八十条)」、「第三章 外患に関する罪(第八十一条―第八十九条)」、「第四章 国交に関する罪(第九十条―第九十四条)」については、弁護士もほとんど扱うことがありません。
 ただ、これらの犯罪の中に、日本の刑法上、刑が最も重い犯罪が含まれているのですが、皆様は、この犯罪が何か分かりますでしょうか。興味のある方は、音声放送をお聴きください。

17 件のコメント

  • 明けましておめでとうございます。
    昨年は素晴らしい放送ありがとうございました。
    今回の私戦予備及び陰謀罪については、ニュースを聞いた時から、かなり珍しい犯罪だなと感じ、こちらの弁護士放送でヨシカワ先生の解説を聞きたいと思っておりました。奇遇にも取り上げられていたのでびっくりし、また興味深く拝聴しました。
    要望なのですが、以前少しお話に出ていた行政訴訟についての放送を聞きたいと思っています。民事、刑事裁判とはどこが異なるのかなど興味があります。行政訴訟を専門に扱っている弁護士の方っていらっしゃるのでしょうか。
    また、ヨシカワ先生の最近買ったものや行った場所などのお話もおもしろいので、また是非お聞きしたいです。

  • あけましておめでとうございます。
    12月分の更新があったのを気が付きました。
    明日MP3プレーヤーに入れて散歩のお供とするつもりです。
    更新ありがとうございます。

  • いつも拝聴させていただいております。最強ポッドキャスターの山本さんの鋭いツッコミにも負けずいつも頑張って居られる吉川氏がご所望のようでしたので3台保有しているbluetoothのヘッドセットをオススメ致します。jawbone ICON HD ,
    jawboneERAどちらも現在なら10000円程度で、マルチベアリング、通信の安定感もバッチリです。

  • miyakee3 さん、情報提供ありがとうございます。
    未だ、折れてしまったヘッドホンをテープで固定している状況ですので、新規製品を購入予定であり、非常に参考になりました。
    どちらの製品も小さくて使いやすそうです。

  • 地区センター さん、あけましておめでとうございます。
    現状、弁護士放送は、不定期更新の状態となってしまっていますが、本年も、可能な限り音声配信を行いたいと思います。
    今後も何卒宜しくお願い致します。

  • リスナーの新人 さん、あけましておめでとうございます。
    いつもお聴きいただきありがとうございます。
    行政訴訟については、他のリスナーの方からも取り上げて欲しいとの要望がありますので、いずれは、取り上げる予定です。
    また、行政訴訟といっても様々な分野がありますが、もちろん、行政訴訟に属する紛争を多く扱う弁護士もいます。
    なお、私自身のことで面白く話すことができる事項があまりないのですが、今後の放送においても、適度に法律以外の話しを加えようと思います。
    今後も宜しくお願い致します。

  • いつも楽しく拝聴させていただいております。
    今回も私戦予備及び陰謀から外患誘致までわかりやすい説明だったので、楽しく学べました。また、八月革命説などの憲法関連の話題や最近の気をつけなければならない詐欺まで、幅広く勉強させていただきました。
    最近、気になる話題には、先日テレビでも放送された、大阪で起きたコンビニの土下座事件です。
    コンビニ側は、警察を呼んでいたにも関わらず、警察側は、民事不介入を理由に土下座の状態を見ることもなく、そのまま去っていった様子が放送されました。
    放送を見る限り、不当にタバコなども要求していましたので、
    果たして民事不介入との理由は、正しいものなのでしょうか?
    また、こういったコンビニで絡まれたり、トラブルになった場合は、弁護士さんを呼んだ方がよいのでしょうか?
    対応策なども番組で取り上げていただきたいです。

  • kazu_yamada さん、いつもお聴きいただきありがとうございます。
    大阪、コンビニの件、詳しい経緯を知りませんのでよく分かりませんが、民事上の紛争を警察に解決してもらおうとしても対応してもらえないことが多いのは確かだと思います。
    もっとも、恐喝等の刑事上の犯罪行為が行われている場合には、警察が当然に対応することになります。
    刑事上の犯罪行為であっても、警察が告訴状を受理してくれない等、十分に対応をしてくれない場合もありますので、このような場合には、弁護士に依頼をした上で警察の円滑な対応を促すということは実務上もあります。
    機会があれば、トラブル時における警察対応に関して、放送内で話しをしますね。

  • 久々の更新ありがとうございます。
    聞くのが楽しみです。
    トークテーマの要望なのですが、パワーハラスメントについて語っていただけないでしょうか。
    どこまでの仕打ちを受けたら裁判で勝ちを得ることが出来るのものなのでしょうか?
    例えば、上司にバカ呼ばわりされたり、異動やクビにするぞと脅されたり、分からないことを質問しただけなのに、怒られた上に、みんなの前で指示通りにしないのならクビにするしかないと話をねじ曲げて脅されたりした場合、それらの会話を全部録音しておけば勝つことは可能でしょうか。
    自分に責任がないのに、こちらの言い分を一切聞かずに一方的にどなりつけて、責任を押しつけられる日々が続いた場合、何回くらいそれが続くと勝てると言えるのでしょうか?
    また賠償責任として金額ではなく、その上司を退職させることは可能でしょうか。
    また、この場合訴えるのは上司ですが、会社自体の信用も失墜しかねません。
    会社が社会的信用を考慮してこの上司を解雇した場合、この上司自身が会社を不当解雇として訴えることってありえるのでしょうか?
    まだパワハラについてのお話が無かったような気がしたので質問させていただきました。
    これからも配信楽しみにしています。
    非常に勉強になります。

  • 初めまして。いつも楽しみに聞かせていただいています。ituneのポッドキャストで偶然聞かしていただいてからというもの,すっかり弁護士放送にはまってしまいました。放送を聞いていますと難しい言葉や法律用語でも,分かりやすく説明していただいたり,ヤマモトさんのトークで楽しく理解できます。
     いつの回か忘れましたが,裁判傍聴のお話を聞き,行ける機会を見つけておりましたが,ついに先月末行くことができました。初傍聴ということもありましたが,弁護士放送さんで得た知識もあってか大変興味深く(不適切ではありますが,「おもしろかった」というのが本音かな。)観ることができました。また機会があれば行ってみたいと思います。
      
    では次回の放送も楽しみにしております。

  • ガンバの父さん 様
    いつもお聴きいただきありがとうございます。
    この放送をきっかけに、裁判傍聴に行かれたとのことで、大変嬉しく思います。
    裁判自体に、国民からのある程度の注目が集まっているとの状態が理想ですので、裁判傍聴には、興味本位で行くのもアリだと思いますよ。
    今後も宜しくお願い致します。

  • トリカゴ放送FBページ管理人、四国の内弁慶ヒラギノ 様
    いつもお世話になります。
    パワハラについては、確かに、全く扱っていないですね。
    あまりヨシカワが詳しい領域ではないのですが、勉強して、いつか放送できるよう頑張ります。

  • ヨシカワさん、山本さん、こんにちは。
    初めまして、みそ汁定食と申します。
     トークテーマとして取り上げてほしい法律は、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」いわゆる風営法です。
    風俗に関する事ではなく、主にクラブやディスコ等の踊場に関する事です。一時期色んなニュースで話題になりましたが、いまいちよく分かりません。
     特に疑問な点は下記の通りです。
    ・何故今更になって、取り締まりが目立つ様になったのか(60年代のゴーゴーバー、70年代80年代のディスコ、90年代のジュリアナ東京はOKだったのか)?
    ・戦後間もない頃に踊り場が売春場の様になっていたのでこの様な法律を作ったというのは分かるが、今まで改正されず放置されていたのは何故か?
    是非、宜しくお願い致します。

  • はじめまして。いつも楽しく勉強になるとを沢山教えていただき、ありがとうございます。
    私は、仕事をしながら、通信制大学で法律を学んでいる四十代前半の女性です。
    ヨシカワ先生のおかげで、法律の勉強がわかりやすく、身近なものになっています。
    私の仕事は窓口業務ですが、最近のお客様は私達に対して、普段のうっぷんをはらす傾向が多いです。
    はじめから、威圧的な話し方で始まり、大声を出してまわりのお客様に迷惑をかけたり、客だからなんでも許されるとやりたい放題の人が増えています。
    訴えるにも、訴えるだけの条件が揃わなくて困っています。
    昨年、ファッションセンターしまむらの従業員に土下座を強要したことが、刑法の強要罪にあたるのではないかと、問題になっていましたが、私たちのような窓口でのお客様からの威圧は、威圧業務妨害を適用するのは難しいでしょうか。実際に殴りかかってきた等の事実がないと、やはり無理でしょうか。
    今後、よろしければ、ぜひ、私達のように接客業でお客様からの理不尽なクレームに苦しんでいる者が、相手を刑事告訴できる要件などをおしていただければと思います。
    次の配信を楽しみにしています。ヤマモトさんのおふざけにも、弁護士としての品性を保ちながら、お話しをしているヨシカワ先生は素敵です。

  • 「みそ汁定食」さん
    ご意見ありがとうございます。
    風営法関係には全く詳しくないので、少し勉強をした上で、放送の題材にできないか検討させていただきます。
    風営法を専門にする弁護士は殆どいないというような話しを聞いたことがありますが、ご指摘の事項はニュースで話題になったこともあり、他にも興味を持っている方が多数いそうな題材ですね。
    それでは、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 「さっか」さん
    ご意見、ありがとうございます。
    クレーム対応は、大変ですよね。
    会社側ご担当者の方の中には、相手方より電話がかかってきただけで、震えてしまったり、気分が悪くなったりすることもあれば、酷いケースですと、会社を辞めてしまうということもあるようです。
    会社側で対応する場合は、担当者一人で抱え込まないようにしないとだめですね。
    ご指摘のクレーム対応の件であれば、ヨシカワの経験も踏まえて話しができると思いますので、収録をしたいと思います。
    法律を学ばれているとのことですので、頑張って下さい。
    それでは、今後も宜しくお願い致します。

  • ヨシカワ先生。 昨日は早速、私、さっかへのコメントをいただきありがとうございます。
    お客様からのクレームを受ける側の心理的な苦労にも触れていただき、嬉しいです。
    先生の仰るとおり、理不尽なクレームを受けているときは、心臓が動悸したり、涙が出そうになったりするときもあります。
    直接、理不尽なクレームを受けた同僚に対しては皆で、その苦し心を理解して、よく話しを聞き、励まし合っていこうと思います。

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