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暑いですねー!夏ですね。
テキーラの美味しい季節ですね。
というわけで、何とか、令和5年7月分の弁護士放送音声を配信させていただきます。
今回の放送は、半年以上前に収録したものと思われますので、ヨシカワ自身も、どのような話をしていたのかを忘れていた次第ですが、配信に先立って音声確認をして、何を話していたのか思い出しました。
今回は、本人訴訟についてです。
ご承知の方も多いかもしれませんが、日本では、勝訴した場合には相手方より弁護士費用の支払いも受けることができるとの敗訴者負担制度が取られていません。厳密には、損害として一定の範囲で弁護士費用相当額の請求を行うことができる場合もありますが、制度としては、敗訴者負担制度は採用されていないわけです。
そのため、例えば、少額の未払金を回収するために訴訟を提起しようとする場合、弁護士に依頼をしていたのでは、請求額全額を回収できたとしても、弁護士費用の方が高額となってしまうという最低な事態も想定されます。
このような場合、弁護士に依頼をせずに、自分で訴訟対応をして権利行使できないかということで、今回は、いわゆる弁護士に依頼せずに自分で訴訟対応を行う本人訴訟についてお話させていただきました。
なお、ヨシカワ個人の意見としては、趣味として本人訴訟を行うのはよいかもしれませんが、そうではない限り、本人訴訟はあまりおすすめできません。ヨシカワ自身も、自分自身の紛争については、弁護士に依頼をして対応してもらうと思います。
それでは、今回も、是非、お聴きください。